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夢のなかの小径

ジンと眠り

この夢を見た眠りはそこで覚めてしまった。

ぼくは寝返りを打って時間を確かめ、もう一度眠ってさっきの夢のなかに戻るかどうかを考えた。深夜3時の少し前のことだ。

ストーリーは結末まで知らないと気が済まないのかもしれない。クイズの答えを知らずにクイズを忘れてしまうことができないのだ。

しかし同じ夢のなかに戻れる保証はない。

そういうときはなりゆきにまかせて、あとは忘れることだ。

それはぼくの人生における教訓でもある。流儀というか。

ぼくはキッチンまで行って冷凍庫からジンを取り出し、手当たりしだいのコップに注いで口に放り込んだ。

それがもう一度眠るための儀式だ。胃からあたたかい刺激が広がるのに意識を集中していると、落ちるように眠りに戻れる。

どのぐらいの時間がかかったかは知らないが、ぼくはまた元の夢のなかに戻った。







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by ourfolks | 2018-10-13 13:22

夢のような話の世界に誘う語り
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